マルカンのくぬぎ昆虫マットでカブトムシの幼虫は羽化できるのか

昨年の夏にカブトムシが欲しいという4歳の息子と、無計画に近所の山へ入り、奇跡的に野生のペアをゲット。

100均ダイソーグッズによる野生のカブトムシ飼育記 序章
適当な飼育なのに産卵→孵化という ダイソーグッズだけで羽化まで頑張ろうとしたものの、あえなく撃沈。

ダイソーの昆虫マットでカブトムシの幼虫は羽化できるのか

今回はその後のお話になります。

マルカンのくぬぎ昆虫マットへの切り替え

 昨年、ダイソーの昆虫マットに見切りをつけたあと、マット無しで幼虫ちゃん達を飼育するわけにもいかず、大急ぎで近所のホームセンターへ昆虫マットを買いに行った。
もう10月半ばということで、昆虫コーナーも撤去されていたが、奇跡的にマットが2種類残っていた。

くぬぎ昆虫マット 10L 500円
バイオ育成カブト虫マット 5L 400円

圧倒的にくぬぎ昆虫マットのほうが安い。
くぬぎ昆虫マットは土というよりも、目の粗いおがくずと言う感じ。
くぬぎ昆虫マット

バイオも同じような感じであるが、目が細かくて土に近く、幼虫が良く食べそう。
バイオ昆虫マット

そもそもダイソーグッズだけで育てようとした理由が、安価に飼育をすることだったので、また貧乏根性でくぬぎ昆虫マットを購入した。
 こんなに目の粗いマットをわが家の幼虫ちゃん達は食べられるだろうか。

特にガス抜きなど必要ないらしいので、いきなりケースにマットを投入して加水。
本当は少しずつ慣らし保育でもしたいところだけど、ダイソーマットは処分済みだし、二度と触りたくもないので、幼虫には悪いけど、急激な環境の変化に我慢してもらうことに。

飼育ケースのアイリスオーヤマ 飼育ランド LLサイズはダイソーの3.2Lの昆虫マットが2袋で満タンになったので、とりあえず10Lあれば問題ないと思っていたが、いざ投入して加水すると、ケースの半分にしかならない・・・


密度の低い物質のリットル換算はあまり意味が無いらしい・・・
また買いに行くのも面倒なので、残りのマットは通販で安く買うとして、8匹の幼虫達にはお引越しをしてもらった。
水を得た魚のように潜っていく

くぬぎ昆虫マットは臭いが全く無く、ダイソーマットはなんだったのかと思うくらいに清潔そのもの。
後は幼虫達がバクバクと食べてくれれば心配は無いのだが



減らないマット

毎日チェックしてもマットが減っていく様子は無い・・・
やはり目の粗いマットは食が進まないのだろうか。
それとも気温が下がり、食欲が落ちているだけなのだろうか。

成虫と違い、幼虫は世話をすることがほぼ無く、様子も目視できないため、つまらない事この上無い。
11月も中旬に差し掛かる頃、ケースの蓋を開けてみると。


チンアナゴのようになっている幼虫さんが一匹。

こいつは何をしているのだろうか。
とりあえず放っておけば帰っていくだろうと思っていたが、翌日になっても天を仰いでいる。
仕方なく、少し穴を掘ってマットをかぶせてみる。

それにしても、マットを換えてから1ヶ月近く経つのに、チンアナゴ野郎はちっとも大きくなっていない。
やっぱりくぬぎ昆虫マットは美味しくないのか?
気になって悶々してきたため、幼虫の様子を確かめるべく、冬支度の前に一度健康診断をすることにしてみた。

休日の朝、意を決してマットをほじくり返す。
掘ってすぐの所で、やや予想通り、チンアナゴ野郎が絶命をしていた。。。
不穏な空気の中、マットを掘っていくと、健康でピチピチした幼虫ちゃん達も姿を見せ、一安心。

しかし、並べてみると、 6匹しかいない。

マットを換えた時には8匹いて、殉職したチンアナゴを抜いても7匹いるはずなのに。
しかも左下の奴はちょっと茶色くなってきている。。。

まあとりあえず生きている奴らもいるし、マットには虫も沸いていないし、とりあえずこのまま越冬をしてもらうことに。

ベランダで野ざらしだと凍死するかもしれないので、りんご用の大きな発泡スチロールケースを2つゲットしてきた。


でもりんご用なので通気穴が開いているのがちと心配。

防寒対策になるのだろうか。

そんなこんなで、23匹から始まった幼虫飼育はわずか3ヶ月程度で6匹になってしまったのであった。

続編
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